我が家(信州の北部)では、お盆の時の精霊棚に草で作ったお箸を添える。仏さんの数と同じだけ添えるとお袋に聞いたことがあるが、仏さんの数は?なので多めに作る。 また、ナスときゅうりで作る精霊馬の足にも使っている。 精霊馬の足は、ネットでぐぐってもまた私の親戚でも割りばしを使っている家庭が多いようなので、この地域でも一般的なのかはわからない。 この草であるが、50年以上前の子供のころ、お盆の準備をしていたある日、お袋がいきなり土手から取ってこいという。それまでの記憶を頼りに土手に向かい「これかな」と思った草を持ち帰りお袋に見せると違うという。これを繰り返すこと5・6回だったか、ようやくOKがでた。私…