なぜ自動詞と他動詞を見極める必要があるのか。 「後ろに目的語がないのでその文章は文法的に間違いです」とならないため? もしそうだとしたら、それはただの杞憂に過ぎないかもしれません。 何故なら、たいていの他動詞は自動詞としての機能も併せ持っているからです。 例えば「kick」という動詞。 蹴るという行為は、明らかに対象が存在してこそ成り立つ行為であり、エネルギーの流れが存在します。 なので当然の他動詞です。 が、しかしです。 たとえこれを目的語なしで使ったとしても、文法的に間違いです、なんて言われる筋合いはない。 That horse kicks. あ~あやっちゃったね、「kick」は他動詞だか…