(1)『人は死なない』(矢作直樹、パジリコ、1430円)の広告をみた。これは何というタイトルだ。もと東大教授(救急医学)の書く本だろうか? 「人はモータル」死すべきものであるのは科学の必然だろう。 宣伝には「ある臨床医による摂理と霊性をめぐる思索」とある。生と死が行き交う中で臨床医が自らの体験を通して思索した生命の不思議、ということだ。どういうことが書いてあるんだろう。読んでみたい。図書館にリクエストしよう。 (2)『ウクライナの真実ー国家の現況2010』(ナターリア・セメンチェコ、織田桂子訳、未知谷、2,200円)この本も読んでみたい。ウクライナの首都と言えばキエフなんだから。ロシア文学の故…