この記事を書いている5月現在、既に暑い日もあります。梅雨も近づいています。そしてこの季節になると、着物の保管に関してよく言われるのが「湿気は下にたまる」です。 湿気はカビの育成を良くし、絹の黄変を進行させます。また、温かくて湿気があるのは、害虫の育成しやすい環境らしいのです。 しかし湿気を理由に、タンスへの保管で「正絹は上」などと言われることに、どうにも納得が行かないのです。 気になったので考えてみました。 ※ 個人的な見解です。この記事を参考にして行ったことで、何か問題が起きても責任は持ちませんので、自己責任でお願いします。 結論 理由 湿った空気は軽い 冷たい空気は重い 現在の住環境 それ…