矯風会

a-katu.hatenablog.com 上記記事で『鬼滅の刃』の「遊郭編」について少し触れたが、オレの周りで「人の親として、この問題に向かい合ってそうな人」でカマヤン（id:kamayan）さんを思い出しツイッターのDMで聞いたら、お子さんから遊郭についての質問はなかったとのこと。そこから性教育についての会話になった時、彼から「矯風会系のフェミニスト」と言う言葉が出て、ここ数年の「フェミニスト」への疑問が氷解していくのを感じた。矯風会的な教条主義と言うか性嫌悪*1が、どう言うわけかツイッター上のフェミニストを自称する者の多くを動かしているかも知れんと。そうなると「表現規制反対派」*2が感情…

www.change.org 私は上記の署名アクションには賛同しません。興味をもったのは、この署名に賛同している団体の一覧です。日本全国にこんなにたくさんのフェミニズム団体があるとは知りませんでした。 このアクションが、DV防止法 改正案に賛同するアクションをすると予想してます。 この改正案は、単独親権のダークサイドである「虚偽DVによる実子拉致」の現実を考慮していない。大きな問題点のある改正案だと思います。備忘録として残しておきます。 －－－ フラワーデモ | FlowerDemo フラワーデモ 強姦救援センター・沖縄 REICO 性暴力被害ワンストップ支援センターとやま 東京・強姦救援セン…

1995年（平成7年）10月10日「梅棹忠夫先生を囲む会」（ホテル青森）での梅棹先生の発言から。 ーーーー 日本の文明は恐ろしく物質化しているんです。物を作り、工業製品を作って世界を圧倒する時代は、とっくの昔に過ぎ去っています。21世紀は、明らかに情報の勝負です。情報戦争でどこが勝つかという話だと思います。、、日本文明は今が絶頂期ではないかと思っております。このままでは日本は情報戦争に完璧に負ける。情報戦争に負けたら、技術も負ける。科学も負ける、全部負けです。21世紀は科学技術の勝負ですが、それを支えているのは情報なんです。大変残念なことですが、やっぱり駄目になるでしょうな。、、なんとかしない…

先週俳優の伊勢谷友介さんが大麻所持の疑いで逮捕されてしましました。わたしはNHK大河ドラマ「龍馬伝」で伊勢屋さんが高杉晋作役を演じるのを見ていました。大変有能な俳優だと感心したのですが、非常に残念なことだと思っております。しかし、もし彼が法に触れる、悪事を働いていたのなら当然罰せられねばなりません。逆にどんな人であっても、正しいことをしているなら責められることはないはずです。今日の箇所は前半、後半に分かれています。前半の１３節〜１７節は、信仰のため苦しみに会う時にどうしたら良いかがテーマです。そして、後半の１８節〜２２節には、キリストの模範が示されています。周りの人が悪いことをしていも、良心の…

先週俳優の伊勢谷友介さんが大麻所持の疑いで逮捕されてしましました。わたしはNHK大河ドラマ「龍馬伝」で伊勢屋さんが高杉晋作役を演じるのを見ていました。大変有能な俳優だと感心したのですが、非常に残念なことだと思っております。しかし、もし彼が法に触れる、悪事を働いていたのなら当然罰せられねばなりません。逆にどんな人であっても、正しいことをしているなら責められることはないはずです。 今日の箇所は前半、後半に分かれています。前半の１３節〜１７節は、信仰のため苦しみに会う時にどうしたら良いかがテーマです。そして、後半の１８節〜２２節には、キリストの模範が示されています。周りの人が悪いことをしていも、良心…

まあ、でもメディア受けするフェミニストはキッズラインのような性差別はとりあげないんじゃないかな、と思ったりして。(´-ω-`) 東洋経済オンラインで新規創刊されたフェニミズム雑誌についての記事が載っていたけれど、このフェミニズム専門誌がキッズラインの件を自誌で取り上げるか？というとあまりそうは思えない。 なぜなら、この発行人が「日本のフェミニズム since1886 性の戦い編」の編集者だから。 togetter.com 発行人の松尾社長について、セックスワーカーの健康と安全の為に活動するグループSWASH代表の要有紀子さんが 「フェミニズム専門誌「エトセトラ」を発行する松尾亜紀子社長は、売防…

三浦綾子『われ弱ければ:矢嶋楫子伝』(小学館、1989）読了。矢嶋楫子（1833-1925）は女子学院院長をなどを務めた教育者、かつキリスト教婦人矯風会を率いた社会運動家。著者はこの自らの作品について「単なる伝記の抄出のようでいて伝記でもない。小説に似ていて小説でもない。評伝のようであるがそれともちがう。ただ私は、矢嶋楫子なる人物を伝えたかった。」と書いている。矛盾の塊のようであり偽善者でもあるような楫子の生涯に自由な方法でアプローチして、その個性と魅力を描き出そうとしている。 女性として厳しい尋常でない人生を歩み、また（評価は分かれるとしても）教育者・社会運動家として尋常でない業績をあげた矢…

「一粒の麦 荻野吟子の生涯」鑑賞券、ウエブ販売。 「無名塾」を主宰する、仲代達矢の、その秘蔵っ子のひとり。若村麻由美が主演、荻野吟子の生涯。共演、山本耕史。山田火砂子監督作品。 「月光の夏」では、ヒロインの若かりしを演じたが。 この作品では、我が国初の女医を、全編通して受けた。 出演者の方々の、顔馴染みもなつかしい。 共演者のひとり、斎藤とも子さんを、昔都幹線道路の歩道ですれ違った。美少女のオーラを見た。 山田火砂子監督の現代ぷろだくしょんは、シリーズとして伝記映画、一連の作品の数々。 その最新作である。 現代ぷろだくしょんオフィシャルショップ 今までにも。「児童福祉の父」と呼ばれた明治期の慈…

初版(左)と全面改訂版。デザインの違いに注目 『タイ買春読本』研究の最終章は「『タイ買春読本』抗議の一部始終」です。 実は本稿を書くにあたり、僕は本書を３冊入手しました。 94年に出版された初版、95年に増刷されたときの改訂版、また、さらにその後増刷されたと思われる版（95年印刷、と書かれています）の３バージョンです。 これは本書が出版直後に抗議を受けて内容を大幅に改訂したと聞いていたため、どのように改訂されたのか確認してみたかったからです。 すると、意外なことが判明しました。それに関しては後述します。 まずは「改訂版」の巻末に収録されている「『タイ買春読本』抗議の一部始終」についてざっとふれ…

20110815 「吉野作造思想から戦後協同組合へ」 同成社のベテラン出版人で宮城県古川高校の先輩の吉田幸一さんから、『社会運動』に昨年から今年にかけて12回連載された「吉野作造思想から戦後協同組合へ」のコピーをいただいた。執筆者は「NPO野菜と文化のフォーラム」理事長の今野聰。宮城県中新田の出身で、1955年に古川高校に入学。今野聰「吉野作造思想から戦後協同組合へ」は、1919年に吉野作造を理事長にいただいて設立された「家庭購買組合」に注目している。同時に、自己の全農(全国農業協同組合連合会)時代の経験や、生活クラブ生協との関わりにかなりの分量をあてている。天衣無縫の書き方だが、狙いは、家庭…