水彩画の上達には質と量の2種類の練習が必要です。野球に置き換えるとコーチなどその道に長けた立場の人からの理論や方法論を交えた指導を受けて、実践を積む事が質です。素振りや走り込み、身体のメンテナンスは量となります。質は練習場でしか行えないのに対して、量は一人で自宅や広場でも比較的容易に出来ます。 そこで、絵を描く場合における質と量の具体的な中身を説明します。講師である私が、受講生の描いている過程に寄り添い、第三者の目線で観察し、注意点を指摘、また肯定をします。どうすればいいのか方法が分からなくなられた時は、必ず何らかの提案をしたり、レクチャーをしてご覧に入れます。先程「肯定をします」と書いたのは…