「北海道が危ない!」砂川陣 <所感> 「差別撤廃」「人権尊重」「平和」「平等」・・・・大きな大義名分を声高に叫ぶ団体には違和感を感じている。 理由は誰も否定しないこれらの言葉によって、誰かの利益が生まれているという実態があるから。 本書はプロ・アイヌによるアイヌ利権の現状をアイヌの血を引く著者が記す。 そっちの人には非常に不都合な真実。 問題の根底はいわゆる「アイヌ」民族の学術的な定義がなく、その認定が特定の団体に委ねられていることだという。 このためプロ・アイヌが生まれる。 そしてプロ・アイヌは自分たちが弱者であるからと様々な利権を要求し、国もそれにこたえてきた。 さらにはそんな現状を指摘す…