5月の読書メーター読んだ本の数:14読んだページ数:3700駱駝祥子―らくだのシアンツ (岩波文庫)の感想彼から奪っていった連中は、身勝手だが悪意の塊というわけではなかった。あの人もこの人もちらちらと弱みが見え隠れして彼(彼女)もまた、犠牲者だったのだと感じる。町の下層部でやっと生きている人たちの、不運を嘆く声、呪う声、やけっぱちな明るさや無責任さが、都の独特の華やぎになっているようだ。読了日:05月30日 著者:老 舎一緒に生きる 親子の風景 (福音館の単行本)の感想自分が子どものとき、子どもと過ごしたときなど、恥ずかしさや申し訳なさ込みで懐かしい。つまらないと思っていたものが実は宝だったと…