デパ地下を歩くと目が食べ物がキラキラと飾られたショーウインドウに引き付けられる。 デパ地下など目的もなく行ってしまうと煩悩に引き回されるだけだ。 お金次第で食べたい物を食べたい時に食べたいだけ食べられる環境にある。 次から次へともアレコレ目新しい魅力を放ったお菓子を作るものだ。 このおはぎは京都のどこどこのお菓子屋で北海道のどこどこの大豆をつかって、うんぬんかんぬん。 伝説のフルーツサンドとろける美味しさ、クリームは北海道のなんちゃらかんちゃら。 お店屋さんも精魂込めて作った商品の売り上げの為に必死だ。 そこで何かがバズり、それをきっかけにして行列ができれば一時的には収益を上げることが出来るだ…