定年後講師として仕事を始めるにあたっての経験がまさに、「鶏が先か、玉子が先か」と「キャッチ-22」状況だということについてお話ししたいと思います。案件が欲しいけれど、実績がないと案件がもらえないという状況に直面しました。 研修講師として最初の案件実績を得ることは、鶏が先か玉子が先か、という古典的な問いに似ています。初めての案件がないと実績が得られず、実績がないと最初の案件の紹介がもらえない。このようなジレンマは、まさに「キャッチ-22」の状況です。 「キャッチ-22 (twenty-two)」とは、ジョセフ・ヘラーの小説『キャッチ-22』に由来する言葉で、矛盾した規則や条件に縛られて身動きが取…