コロナ禍が痛めつけた人々 コロナ禍の第六波による新規感染者数が減少に転じた頃は、しばらくすれば入院患者数が減り始め、その後重症者数も減ってくると思っていた。 しかし今のところ、新規感染者数は減り続けているが、入院患者数も重症者数も死亡者数も微増あるいは高止まりの状態が続いている。 つまり、まったく収束の兆しが見えない切羽詰まった状況ということである。 この状態、いったいいつまで続くのだろう。いくら「今がこらえどころ。我慢、我慢」と言っても限度がある。 支援を受けながら最後の踏ん張りを見せていた“不器用だが誠実な人たち”が次々と第一線から身を引こうとしている。 このところ「コロナで客が来ないから…