毎日、夕方に競馬場をランニングしている。 一応、ジムが解禁になるまで続けるつもりで、 それに合わせ、炭水化物制限も始めた。 こうして毎日、競馬場のトラックを走っていると、 軽いトランス状態に入るからか、周囲の景色が、 認識できなくなる瞬間を体験するようになった。 と同時に、 これはビルで、この人は男性で、ここは競馬場、 と思った時点で、今ここに在る無限(神)に 抵抗していることに気づき、その抵抗に対して 居心地の悪さを感じていることにも気づいた。 「これ全部が神やなんてイヤや!怖すぎる! せやから、これはビル、あれは男性、 ということにしとけば、とりあえず安心!」 と言ってる自分が透けて見えて…