本棚の本を処分していたら啓発録を見つけた。昔、会社の研修時に外部講師の方が勧めていたために購入したものである。懐かしく再度目を通した。 啓発録は安政の大獄で若くして処刑された福井藩の天才、橋本左内が14歳の時に書いた自己を律する規範の文章である。現代語訳で数十ページなので直ぐに読むことが可能である。本書を購入せずともネットで全文が無料で落ちているのではないだろうか。 学生のとき福井にいたこともあって(福井市足羽川の南に左内町ってのがあるよ。)、名前やその活動は知っていたが改めて凄い人なのである。啓発録?中学2年が書いた行動規範の宣言文など片腹痛いわ、などとゆめゆめ思ってはいけない。初めて読んだ…