現実にはありえそうな世界で非現実的な物語 ホラーがそもそも大の苦手で、映画は絶対に見れません。小説や漫画は、ソフトなホラーであれば多少は読めます。主人公が恐怖を感じる時には、一緒に恐怖を感じたり、主人公が何か得体の知れない恐怖から追いかけられている時には、一緒になって逃げたくなる。我が身が、その恐怖を背負ってしまうほどの恐怖を感じるレベルだと、もう、夜眠れなくなってしまうので、手を付けることが難しいです。そんな私でも多少読むことができるのが、角川ホラー文庫から出版されている小説です。と言っても、藤木稟先生や、内藤了先生の作品しか読んだことがないんですが。。今回ご紹介する日向奈くらら先生の作品は…