僕が、ひときわ愛着を持っている私鉄。それは、沿線で生まれ、沿線で育ったからに他ならない。カッコよく言えば、自分の故郷を象徴する物のひとつが、その電車、というわけです。 で、今現在、その路線で走っている一番古い形式の車両が、近々で引退をするような話を、YouTubeのサムネ画像レベルで見つけました。しばらく、別場所に住んでいてその私鉄に接していなかったのですが、知らない間に古い形式がどんどん引退していたんだなぁ、と、ため息が出ました。なぜなら、そのサムネで取り上げられていた一番古い形式の車両は、僕にとっては「新しい車両」だったからです。 ちゃんと思い出せば、そもそもその車両がデビューしたのは、僕…