7日間のインドネシアご訪問から帰国された天皇陛下と雅子さまを、6月23日夜に羽田空港で出迎えられた秋篠宮ご夫妻のお顔には、安堵の色が浮かんでいた。宮内庁関係者はこう話す。「天皇陛下がふだん行われている国事行為は、昨年の訪英時に続き今回も、臨時代行を皇嗣である秋篠宮さまがお務めになりました。 閣議決定された書類への署名などを行う天皇の国事行為は、国家が運営されるうえで最重要となるご公務です。昨今、多忙をきわめる秋篠宮さまがご予定を入れずに臨時代行に臨まれていたことは、殿下のご覚悟の表れだと思いました。 秋篠宮ご夫妻にとって、“将来の天皇皇后”という立場へのご自覚をいっそう深められるご経験となった…