私の折々のことば③ もし、事物の欺瞞的な外観のみを捉える日常的経験によって判断するならば、科学的真理は常に逆説なのである。 この文の前には、その例示をしてある。 「これは、逆説であり、日常の見聞と反するように見える。地球が太陽の周囲を運行するということ、および、水が二つの極めて燃えやすいガスから成り立っていることも、やはり逆説である。」と。一言いわせていただければ、後のくだりは間違いで酸素はそれ自身は燃えはしない。 学校で授業をするときも、生徒が常識だと信じている認識を打ち壊しながら新しい認識を獲得していく授業展開はは子どもたちにとってとても感動する授業となりうることは良く知られていることであ…