作家。日本酒研究者。また、尾崎翠の研究者で、全集の編集者としても知られるが、一部のフェミニストからは「男性の視点から、彼女を矮小化して評価している」との批判もある。
1926年京都府に生まれる。1953年東京大学文学部美学科卒業。1955年同大学院終了。専攻は総合芸術論およびプラトンの美学。1965年、「苦を紡ぐ女」が直木賞候補となり作家の道へ。 70年代末から全国の優秀地酒の発掘に努め、日本酒の動静にも詳しい。79年以来、全国日本酒コンテスト審査員を務める。