やや高価であったが、中相作編『江戸川乱步年譜集成』(藍峯舎)を入手した。大正15年の条の1月及び2月に小説として「二人の探偵小説家①~④」が挙がり、1月5日に「旬刊誌で初めての長編連載が始まる」とある。この「二人の探偵小説家」を連載した「旬刊誌」が、何度か話題にした『旬刊写真報知』(報知新聞社出版部)である。 「旬刊写真報知」でググると、国会図書館のレファレンス回答「雑誌『旬刊写真報知』(発行:報知新聞社出版部)の第4巻1号~3号、5号の所蔵機関を調査してほしい。こ... | レファレンス協同データベース」が1番目にヒットする。「二人の探偵小説家」が連載された同誌4巻1~3号、5号の所蔵機関を…