倫理学者。(1920年8月26日‐1985年3月26日)
宮崎県南那珂郡福島町(現・串間市)生まれ。1944年京都帝国大学文学部哲学科卒、1953年東京大学大学院倫理学博士課程満期退学、日本体育大学専任講師、1956年共立女子大学助教授、1959年東京医科歯科大学教養部助教授、62年教授。72−75、81−84年教養部長。1968−69年パリ大学に学ぶ。
著書
- 『人間性の探求』理想社 1961
- 『フランス倫理思想史』理想社 1967
- 『血と石 ヨーロッパの精神風土』以文社 1973
- 『鬼火 怨念の系譜』以文社 1976
共著
- 『マルセルの哲学 愛と知恵の哲学』広瀬京一郎共著 弘文堂 アテネ新書 1959
- 『西洋の倫理』勝部真長編 共著 宝文館出版 1977
翻訳
- 『マルセル著作集 第3 拒絶から祈願へ』伊藤晃共訳 春秋社 1968