精神分析学者。1920年竹友藻風の長男として大阪に生まれる。関西学院中学、高校卒、1945年大阪大学医学部卒、生化学教室勤務。49年「Phenol形成の研究」で阪大医学博士。精神神経科教室勤務。50年ガリオア留学生として渡米、52−64年ニューヨーク州立ロックランド病院研究員。59年コロンビア大学医学部精神分析研究所卒業。64−6年ニューヨーク市立健康研究所、70年アルバート・アインシュタイン医科大学教授、76年精神科医としてニューヨークで開業。84−91年阪大招聘教授。92年コロンビア・プレスビテリアン病院日本センター設立に参加、のち所長。95年アインシュタイン医科大学精神分析名誉教授、98−2005年コロンビア大学講師。
著書
- 「先師群像」関西学院高中部百年史編纂委員会,1989.11
編著
- 「高齢者のいのちとこころ ニューヨークのシンポジュームより」編著.未来文化社 1997.12ホーム・ヘルス・ケア 日米、介護と看護の新しいかたち」編著.里文出版,2002.8
翻訳
- 「フロイトの生涯」アーネスト・ジョーンズ著 ライオネル・トリリング, スティーヴン・マーカス編 藤井治彦共訳.紀伊国屋書店,1964
- 「心の地図 精神分析学と神経科学の交差点」F.M.レヴィン 監修 西川隆, 水田一郎監訳.ミネルヴァ書房,2000.5
- 「開かれた心 精神の論理を探求する」ジョナサン・リア 監訳 勝田有子,吾妻壮訳.里文出版,2005.12
- 『クオリティー・オブ・ライフ 豊かさの本質とは」マーサ・ヌスバウム, アマルティア・セン編著 監修 水谷めぐみ訳.里文出版,2006.3