伝えたいことも思うことも届けたい気持ちもきっと沢山あって、でも何を伝えてもどんな言葉を選んでもなにか違うような気がして浮かんでは消えていく。それにこんなふうに改まって言葉を綴るとなんだか本当にこれでお別れのような気がして、こんなのは我儘だと分かっていてもやっぱりまだ"行ってらっしゃい"が言えない弱さに情けなくも手が震えて。こんなにも愛した人たちを失う怖さに気を抜くと立っていられそうもなくて。 なんで、どうして、が積み重なって上手く息ができなかった半年前。悔しくて寂しくて眠れない夜があったことを昨日のことのように思い出す。色んなことを悩んで堪えて全部全部飲み込んで前を向いてくれたあなたちには申し…