国際情勢が緊迫していて、正直いつWWⅢになってもおかしくない風情である。別にトランプ先生に言われなくても、欧州各国は軍事費のGDP比を2~3%に引き上げることになりそうだ。極東で「アジア版NATO」を標榜している元首のいる国でも、置かれた状況に大差はない。 欧米の現実的な主敵は、いまはロシアだ。しかし本質的な問題は中国であり、いずれはインドになる。トランプ=マスク政権が予算削減の大ナタを振るうかもしれないが、軍事費を大きく削るのは難しいだろう。もちろん<軍産複合体>である現業部門は必死に抵抗する。その抵抗のカテが、ロシアの核戦力であり、中国の増大しつづける戦力である。 闘ってみるまでは分からな…