(しばらく前の症例です) 50代女性、アルコール関連LCがあるが仕事もしている元気な方。受診前日まで仕事をしていたが、夜から発熱、受診当日に倦怠感が強くなり右下肢が腫脹してきたため受診。本人は意識清明だが、右下肢は紫斑となり、範囲を超えて圧痛を認める。両上肢と両大腿に発赤を認めるが圧痛はなし。ショックバイタルで右下肢NSTIが疑われ、外科コンサルト。試験穿刺液のGrams染色で少量のGNR middle+ 詳しく聞いたが海水や海産物暴露はなし。Gram染色からもVibrioらしい形ではなく、LC患者だが抗生剤はMEPM、VCM、CLDMを開始し、外科とディスカッションの上右下肢切断術を試行。手…