平成29年6月18日朝に発生した地震(大阪北部地震)で、登校中の小学校4年の女子児童が倒れてきたブロック塀の下敷きになり死亡した。ブロック塀は女子児童が通っていた高槻市立寿栄小学校に設置されていたもので、基礎部分(1.9m)にブロックを積み上げ、高さは3.5mもあった。 建築基準法は昭和53年の宮城県沖地震でブロック塀の下敷きになり18人が犠牲になった事故を機に改正され、塀の高さの上限が3mから2.2mに、1.2mを超える場合は適当な間隔(3~4m)で控え壁の設置を義務づけている。ブロック塀については外部からの指摘もあり、寿栄小学校はその危険性を指摘したが、市教委は検査を実施し安全と判断した。…