太平洋戦争中、日本軍はアメリカ本土を空襲しています。9月9日、日本海軍の飛行機がアメリカオレゴン州を空襲しました。これは太平洋戦争中にアメリカ本土が爆撃された唯一の記録です。しかも米軍が日本本土に行った空襲と違い、民間人を狙っていない空襲なのです。 (日本本土初空襲) 1942年(昭和17年)4月18日、太平洋上に浮かぶアメリカ空母から出撃したB25爆撃機16機が、東京、川崎、横須賀、名古屋、四日市、神戸を爆撃しました。この空襲では、軍事施設への攻撃だけではなく、国際法で禁じられている「民間人に対する攻撃」が行われました。当時、連戦連勝の勢いだった日本軍は不意をつかれ面目が丸つぶれとなりました…