越前市岩本町岩本神社。北陸自動車道武生ICから県道262号線で東に10分程の権現山の麓にある五箇地区(不老・大滝・岩本・新在家・定友)と呼ばれる集落の岩本地区に鎮座します。来年の大河の主人公紫式部、生涯で唯一都を離れ、ここ越前で過ごしたことから、越前は大河ブームで盛り上がっている。岩本神社が鎮座する一帯の五箇地区は、越前和紙のブランドで知られ、地区を流れる岡太川を利用した和紙の生産地で、新在家には越前和紙の里や紙の文化博物館があり和紙の歴史や紙漉きの技術を発信しています。この地の紙漉きの歴史は古く、正倉院の越前国正税帳(730年)にも越前和紙が使われているという。その技術のはじまりは1500…