なんとなくオチ なんとなく嫌なんだ~、よくわからないけど好きじゃないんだ~、なんだか不誠実な気がするんだ~、だからそうしないぜ、逆向きに進むぜ、って言っているだけの(ときには口先だけの)オチに、話を向かわせてしまうことがある、と、たまに自覚する。 論理的な説明を放棄し、根拠を曖昧にしたまま、感覚・感情に逃げる(ここを「逃げる」と書くのも、それはそれで卑怯だと思うが)やりかた。いわゆる「お気持ち表明」の範疇だろう。さらにそういった台詞を「真実」「正義」「誠実」「真摯」あたりと結びつけることができれば、思いのほか素敵な精神であるかのように見せられたりもするし。 けど結局、一般常識や常識、頻出例を都…