1955年生まれ。音楽学者。現在、国際日本文化研究センター教授。日本のポピュラー音楽研究における先駆者的存在。サッカー好きとしても知られている。 おもな著作としては、『ウォークマンの修辞学』(絶版)、『レコードの美学』(ISBN:4326851058)などがある。また『ミュージック・マガジン』誌に長期連載されていた「西洋音楽の日本化・大衆化」*1は、単行本化が待望されている。 amazon:細川周平 google:細川周平
*1:目次は以下で閲覧できる。http://homepage3.nifty.com/MASUDA/hihyou/hosokawaindex.html
中沢新一『レンマ学』講談社二○一九年八月六日 第一刷発行、「第十二章 芸術のロゴスとレンマ」を読んだ。ワクワク、興奮する。章題を「芸術のロゴスとジレンマ」と誤表記しそうに。《 よく音楽は感性と理性の結合した表現と言われるが、それは響きの空間にたいする全体直観と、音階の体系をつくる言語的「併合」との結合を意味している。そこから言語と音楽の共通性と違いがあらわれてくる。 》 309頁《 西欧絵画では近代になるまで風景は人間の営為の背景をなすものにすぎなかったが、東洋の絵画では主役は風景で、人間の姿はその一角にささやかに描かれる。西欧の画家たちは自然の風景を目を凝らして観察し、正確にそれを画布に再現…
音楽 That Kid『Superstar』 20年作『CRUSH』のときハイポの枠組みの中でかなり幅広いアプローチをしていておもしれーと思いなんとなくリリースを追っていたけどここにきて完全に覚醒した感がある。デカいステージで観たい...。ウニョウニョしたシンセがかっこいい「Full Throttle」、underscores仕事の「Red Light」が特に好き dorencore『a star, like you ♡.・✩°。⋆』 昨年のフェイバリットにも上げたdoren氏の新作。DTMがうますぎる。おれと同い年らしくて意味が分からない。イベントやるとしたら映像出演で呼んでブチ…
昨夕、大熊ワタル・編『我方他方 サックス吹き 篠田昌已読本』共和国2022年12月8日初版第1刷発行を、篠田昌已のCD『歩く人』をかけながら何気なく開いた。 https://www.hanmoto.com/bd/isbn/9784907986032 https://www.offnote.org/SHOP/on-4.html 「第5章 篠田昌已におくる言葉」目次を見る。梅津和時、早川岳晴、細川周平、町田康くらいしか知らないなあ、と見て行くと、今沢裕の名。まさか、と93頁を開く。《 またな 今沢裕(喫茶店イーハトーボ) 》 一頁に、これだけ。 https://tabelog.com/tokyo/…
Monthly SHINODA Video & Flyer [篠田ビデオ&フライヤ月間]- 1 ______ ■【 篠田昌已 act 1987 - Masami Shinoda act 1987 】(1993, 2008/VTR/76分/Satoshi Sonoda) https://youtu.be/loPeztxGCco そもそも篠田没後一周年時の1993年に国立のキノキュヘで一度っきり上映されたMV[篠田昌已 act 1987]であるが、生誕50周年を翌年に控えた2007年11月末、製作者の園田佐登志は、15年ぶりにその上映機会を窺っていた。ところが、まさにその年の11月27日、篠田の次…
Jアラートと恐怖による統治 11月3日、北朝鮮がミサイルを発射したことを受け、日本政府は地方自治体などに緊急情報を伝える全国瞬時警報システム(Jアラート)を稼動した。 日本、政府の北朝鮮ミサイル「列島通過」警報で一時騒然 : 日本•国際 : hankyoreh japan 北朝鮮にミサイルを発射するよう仕向けているのは誰なのか・何なのか考えることもなく(言うまでもなく日米韓による合同軍事演習であるがなぜその程度のことがわからないのか)、挙句の果てにはミサイル発射を口実に在日朝鮮人や朝鮮学校の生徒たちに恫喝を行う日本人の想像力の欠落、思慮の浅さには呆れるほかないが、ここで論じたいのはそうした事で…
コンクール本選演奏 続くコロナ禍のなかで音楽というコンテンツ自体にも、喜ばしい方向ではない変化が出てきている。その一つに作曲コンクールが挙げられるだろう。通常作曲コンクールは譜面審査を抜けた本選で、その作品をオーケストラが演奏し、聴衆と審査員がそれを聴いて審査を行い決定する。中には一人の作曲家がブラインド譜面審査を行って入賞者を決めるという変わったものもあるが、外国のレジェンド作曲家が来日できずリモート審査となるケースも増えているようだ。 我が国を代表する若手作曲家の登竜門的存在に「日本音楽コンクール」の作曲部門がある。数多くの有名作曲家がこの賞を受賞していることから、いまでもその権威として君…
1991年12月、白地社から刊行された小川ゆめの第2詩集。装幀は杉野諒。付録栞は細川周平「ハイビスカスと豆腐」。新鋭詩叢書13。 目次 ・アジアの河を下ると 遊ぶのが好きなカイコーさん 人だかりの方角 北京の秋'89 豆腐 スコール 占星術 ・遠回りの線に乗り キリストのように 白紙 シェルガーデン 深呼吸 ここからのトリップ 現像液 ・ブルガリアから亡命する必要もなく 若いバイオリン カウント ダウン ウーマン 凪の夜 オブジェ スクラップラスチック パーク 天使 ・あなたの名前を呼ばなかった 朔太郎の生まれ故郷なんですよ 軽い骨 元気を出してミッキー ケントのマント 体を流れる音 心の所在…
民謡からみた世界音楽 うたの地脈を探る細川周平 編著ミネルヴァ書房2012年3月20日初版第1刷発行発行所 株式会社ミネルヴァ書房定価(本体6,000円+税)*画像はスキャナーで読み込んだもので実物と若干色調など異なることがあります。*誤入力等はご容赦ください。
blog https://nakamura89.exblog.jp/ documents https://nakamura-lab96.hatenablog.com/ research presentation for creation series 생명의 새싹의 울림《전통과 창조》창조를 위한 인클래스 레코딩 세션 生命萌芽的声音《傳統與創造》課堂錄音 為了創造 生命の萌芽の響《伝統と創造》創造のためのインクラスレコーディングセッション RING from LIFE《Tradition&Creation》Inclass Recording for Creation 2023.2.23 …
高橋幸宏のT.E.N.Tレーベル時代のアルバム2枚と12インチシングル STAY CLOSEがアナログ・レコードで再発される。 それぞれ単品、そしてセットのT.E.N.T Years Vinyl Boxがあり、T.E.N.T Years Vinyl Boxには高橋幸宏ジャパンツアー1985 より10月22日 名古屋市民会館の公演を完全収録したCD2枚が付属する。 正直、ライブのCD2枚だけ売ってくれ!とも思うが幸宏の1985年のツアーか、別にいらなくていいかという気も。私が好きな坂本龍一10選 という坂本龍一のHPの企画があって、著名人がそれぞれが坂本龍一の楽曲ベスト10を発表するという。 著…