東京の図書館から、今回と次回の2回に渡りまして、小金井市立図書館のライブラリである、バッハのリュートのための作品をオリジナルの調性と調弦によって演奏されたアルバムをご紹介します。 バッハと言えば、オルガン曲が目立つのですが、しかし器楽作品では様々な楽器のための作品を残しています。その中でも異色なのが、リュートによるものだと言っていいでしょう。ある意味、奇怪な、というべきかもしれません。 バッハのリュートのための作品は7つ残されており、シュミーダーによりまとめられたBWV(Bach Werke verzeichnis)はジャンルごとに分類されていますので、リュートのための作品はBWV995~10…