昭和63年ごろのこと、ある大学の喫茶食堂で、経済学専攻のJ先生やY先生が 話しをしておられた。 Y「Jさん。えらい景気のいいことになってきたねぇ。 日経平均が2万6千円を超えたってニュースになってたね。 証券取引が専門のあなたとしては、大変でしょ。講演なんかの依頼が」 J「ははは・・・株式の値段とわたしの研究とは直接はなんにも関係ないですよ。 あれは、実際に投資をしてるひとたちやコンサルタントのひとたちが、 わいわい騒いでるだけでね」 Y「へぇぇ~~~そんなもんかねぇ・・・」 J「そうですよ。それよりも、経済がこれほど良くなってくると、 Y先生の方があちこちから経済動向の話しが聞きたいってこと…