望遠鏡の架台のひとつ。 鉛直下向きの軸(方位)と水平な軸(仰角)の二軸からなる台で、望遠鏡を簡単に希望の方向に向けることができる。観光地の有料双眼鏡に使われている台がこれ。 天体の日周運動を追う場合には二軸を同時に動かさなければならないため、制御が複雑になる。また、視野が回転するため写真をとる場合にはカメラを回転させなければならない。 こういった欠点はあるが、同じ望遠鏡を支えるなら赤道儀より軽くできるためすばる望遠鏡のような大望遠鏡や眼視用の望遠鏡で使われている。
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35年いや45年以上前の「プリンス光学」さんの経緯儀架台です。当時は上下・水平微動式は高級機種?になり価格もそれなりに高額だったので、私には手がだせなかった一品です。 ※そういえば、なぜか「日野金属産業製のアルコア型」に、似ているようですね!(MIZAR 瞑想にふけるG 神奈川支部 )
赤道儀プラットホーム(equatorial platform)と書きましたがポンセマウント(Poncet mount)とも呼ばれます。経緯台方式のドブソニアン望遠鏡で赤道儀として天体の動きを追尾するために用います。フランスのアマチュア天文家Adrien Poncetさんが発明したのですがその後改良が加えられています。2012年の双望会で紹介されたものを見て24インチまで対応できる大型タイプを星見屋さんから購入していました。その後18インチを載せて何回か使ったのですが久しぶりに動かしてみようと思ったらモーターが全く動きません。モーターに直接電池を繋いでも動かないのであきらめました。同じユニットは…
現在は京都の街中に住んでおり、大阪よりはマシなのと、光害フィルターを知り、とにかく大口径で試してみたい、20cmの反射ならばと、安かったケンコーさんのSE200nの鏡筒だけを購入しました。この当時、まだ子供が小さかったので、過去の経験から重い赤道儀は危険と判断し、ドブソニアンのような軽い木製の経緯台を自作しました。性能よりも何よりも、とにかく指を挟まないような工夫に重点を置きました。 しかしそれでは、せいぜい見つけられるものは、目視で見えるもの、月のほか、火星、木星、土星などの惑星とスバルやM42くらいまででした。追尾システムなんて自作の経緯台にはありませんし、天体を視野に導入しても、あっとい…
天体に興味を持ったのは約40年前、小3のころです。夏のキャンプで眠れず、テントの外に顔を出して、ひとり空を見上げたら、たまたま流星群の極大だったらしく、そのまま、ずっと夜空を眺めていました。 それからしばらくして、秋の裏六甲へと夜間ハイクに行ったときのことです。歩きながら、たまたま見上げた空に、木の影の隙間から巨大なアンドロメダが見えていました。しかし、そのあまりの大きさに、数十秒間は、何が見えているのか理解できませんでした。 そして、しばらくして、お小遣いで初めて経緯台と口径6cm屈折望遠鏡を買いました。しかし街中(大阪)暮らしだったので、ベランダから、ビルの隙間から、ほんの少し空が見える程…
SIStudioのLiveStackingを利用して電子観望を行いました。4月27日の夜は風がかなり強かったのですが、雲一つない星空でした。最初にばら星雲を観望しました、パソコン画面で赤い星雲も短時間で見ることが出来ました。 但し、私の思い込みもあり、ファイル保存はSHARPCAPと同じ方法で自動的にファイル名を変更して保存すると思っていましたが、何もしないと、同じファイルホルダに同じ名前で保存されるので上書きになってしまい、数件の画像は無くなってしまいました。気が付いてから、対象天体毎に保存ホルダを作成して指定することにより、そのあとのファイルは保存することが出来ました。420mmの鏡筒で子…
天文を趣味とする人に初心者にオススメの望遠鏡は? と尋ねるとほぼ間違いなく8センチ程度の屈折と手動経緯台の組み合わせを推奨される(らしい?) 屈折には当然賛成(今ならカセグレンでも良いかも)だが、手動経緯台については間違いだと思う。 手動経緯台は上中級者のサブとしてこそ価値があると思う。手動経緯台を勧める人は、自分が初心者だった頃を忘れているのではないだろうか? 小学校低学年だった頃、星座早見を見ながら星を探したことがある。でも全くダメだった。何故なら実際の空での星座のスケール感が全く掴めていなかったから。その後、科学館のジュニア天文クラブみたいなものに入って、プラネタリウムで星つなぎを説明し…
こんにちは。天文部3年のAです。久しぶりに部員がブログを書いています。(最近ほぼ先生の個人ブログだったと思います...)春になり、天文部にも新入部員が入りました!嬉しい限りです。今回は1年生を含め9人で行った観測についての話をまとめたいと思います。 ー4月22日(金)ー 天気は晴れ。春の穏やかな風が吹いている。目的地は「はやま湖」。バス釣りの名所の1つで、多くの人が訪れる。自然に囲まれた場所で、秋は紅葉が美しい。行ったことのない場所は、とてもワクワクする。 出発時刻は17時頃。学校から「はやま湖」までは車でだいたい1時間。移動中は和やかな雰囲気である。1年生も会話に花を咲かせていた。 先生が唐…
4月に入ってやっと家の前の雪がなくなったので活動を再開しました。今回は雪が積もっている間に集めた機器もを使用して電子観望からはじめました。利用機器は鏡筒(SV503-70ED+専用フラットナー+QBPフィルター+EAF)、経緯台(AZーGTI)+自動導入(SynScanpro)、カメラ(PlayerOne Neptune-C II)、撮影ソフト(Shrapcap_4.0)それから初めてZWOのEAFを使用したのですが、ブレもなくパソコンの画像を見ながらパソコン上でピント合わせできるのでが大変楽でした。少し高いですが、他の鏡筒にも付けていきたいと思いました。電子観望は設置が簡単でよいのですが。や…
MAIN CONTENTSはこちら 天体望遠鏡 とは言ってもオモチャみたいなものです 当家の三女なすなす が某所の景品として頂いてきたシロモノ タダで貰ってきたので、性能もお察しです 屈折式の鏡筒で 経緯台式の架台ですな ( ´-`).。oO(いちお調べた) 世の中には、コンピューター搭載の自動追尾や自動導入などの機能が付いている豪勢な架台もあるようですが・・・ この架台はあまりにもガタつきが酷かったので、普段カメラで使用している三脚を流用しました ちなみに 今回のサムネ画像に採用した月は、実に3回目の挑戦で撮影できたものです 私も実は天体望遠鏡の初心者でして 子供らと共に取扱説明書を読みなが…
筆者(スタッフS)は自宅からの天体写真撮影にタカハシ90S赤道儀(非自動導入機)を使っています。思い入れのある赤道儀なのでこれからもずっと使い続けるつもりではありますが、Mewlon180C + Mフラットナーレデューサー + ZWO ASI294MM Pro のメイン撮影システムでは画角がわずか0.31度×0.21度となり、天体の導入になかなか時間が掛かってしまいます。ファインダーで直に見えたり、目立つ星の並びを追いかける「スターホッピング」で導入できる対象ならば良いのですが、市街地ではそれが通用しないケースも多くあります。そのような場合、これまではあらかじめ近くの明るい恒星と目標天体との座…
102mmマクカセ(重量2kg)だと, スカイメモSには余裕で載せられてこんな感じの窓際用の脚で大丈夫だった. ピラー部分は水道管のVP50という規格の塩ビ管とそのキャップを利用. ピラーの根元の部分が剛性のネックになっていて, 鏡筒が127mmマクカセ(重量3.4kg)になると(102マクカセが子と共に旅立った代わりに生えてきたらしい!?)ココらへんの剛性不足で揺れがなかなか止まらない感じに... ホームセンターを散歩しているとインスピレーションに恵まれるのは常だが, ある日VP50用のゴツいフランジ(1200円くらい)を発見してこのように... 剛性が改良されてMAK127も窓際でなんとか…
2021年1月27日 ミードのLX200GPS-25が母の介護と母の仕事の代理とその他色々な用事で忙しくて使う暇がないので、超重たいLX200GPS-25をそれまで月に何回も出しては観測していたのが、出来なくなり、忙しいので移動はいつも車。そのために下半身が凄く弱ってたまにLX200GPS-25を持ちだすと階段から持って降りるのはいいが、持って上がる時に脚が付いて行けずに2,3段上ると余りの重さに耐えかねて脚が止まって45度傾斜の15階段を持って戻るのに息が上がって血圧も上昇してもう死にそうになった。2017年2月にシリウスの伴星を撮影したのが最後になった。月何回かのペースで使っていればこのよ…
2020年9月21日 今日は敬老の日であるとともに一粒万倍日です。今日は縁起のいい日です。ウソか本当かは知りませんが。昨日は曇っていたが、夕方から雲が切れ始めてだんだん晴れてきた。月の撮影をしたが、風が強くて冷たい。気流はとっても悪そうだ。夕食を食べて麒麟が来るを見て外に出ると木星と土星が旧母宅の屋根の上に見えている。凄い冷たい強風が吹いているが、あらかじめC11は東の通路に置いて冷却済み。重たい機材を玄関に集めて外に出して組み立てているとズボンのお尻が裂けて破れた。冷たい秋風がズボンの裂けた処から入って来る。EM200TEMMAのコントロールボックスの赤緯のボタンが下の方が反応しない。最初、…
相変わらずのほったらかしブログですが、Twitterでは書けない長文や、自分の忘備録的情報なんかも書いておくのも良いかな?とか思ってます。 てなわけで、天体撮影の話 子供の頃から星が好きで、望遠鏡を買って貰ったり、星の撮影とか挑戦してたんですが思ってたような写真も撮れず放置でした。 ブランク数十年^^; 2年前に、ネットでポータブル赤道儀のスカイメモTがセールになっていて、ポチって再度挑戦したのですが、思うような写真が撮れない。 まあ、極軸合わせが甘いのだと思います。 空が暗い場所に遠征をすれば、赤道儀とかは使わずに、広角で30秒程度の露出でも、キレイな星空写真が撮れると思うのですが、夜中の遠…
1年ぶりに房総半島遠征に行きました! ここは、昨年に初めてケンタウルスAを撮影した場所です。今回は、金曜AMに移動⇒金曜PMはワーケーション(リモートワーク)、からの天体観望でした!天気は快晴! キャンパーでテレワークしながら、休憩でちょっと外に出ると潮風を感じられ、非常に良かったです!そして、お待ちかねの夕暮れ。 うまく撮影できませんでしたが、空のグラデーションがすごいキレイでした。そして、夜です!#天文なう房総半島のサキッチョに来てます。久々の遠征です!久々の真っ暗な空です!(南側だけ)愛機と愛車と星空、です! pic.twitter.com/3p52BZwi6q— hiroooo000 …
2月の満月はスノームーンというらしい。新しい赤道儀の試運転を兼ねて撮像してみた。 あまりに寒くて満月まで数時間というところで撤退。ということで、ほぼ満月の写真です。 [機材] Borg107FLX2バローZWO ASI 294MCAZ-GTi経緯台