DOI: 10.1177/15347354231185137 pubmed.ncbi.nlm.nih.gov 【目的】血液疾患および固形がんで入院中の小児を対象に、漢方を中心とした統合腫瘍学に関する治療法および患者の意識を評価すること。 【方法】2018年1月25日~2月25日に名古屋大学医学部附属病院小児科に血液疾患または腫瘍性疾患で入院した小児全員を対象とした前向き調査。 【結果】調査には48例から回答があった。その内訳は、6歳以下27例、13歳以上11例、7~12歳10例で、血液悪性腫瘍19例、非悪性血液・免疫疾患9例、固形腫瘍20例であった。全患者の42%に医療用漢方エキス製剤が投与さ…