3月7日、東京鐵鋼の株価は5,800円と、2月27日につけた昨年来高値5,770円を更新したばかりであるが、翌8日、一時前日比330円高(+5.87%)の5,950円と、2日連続昨年来高値更新し、終値は5,940円なのである。新しいIR情報がないなかこの急騰の背景は、3月7日23時6分からのテレビ東京の「カンブリア宮殿」で、東京鐵鋼の主力商品である鉄筋の新しい接合技術が紹介されたからなのである。 この日のカンブリア宮殿は、ネジロウ 社長 道脇 裕(みちわき ひろし)氏を取り上げていたのである。同氏について、番組は「これまで打開策が見つからなかった課題を、独自の発明で続々と解決することで"天才発…