はしご酒(Aくんのアトリエ) その五百と五十八 「ゼンセキニンヲモッテ タイオウスル」 「そんな中、またまた出たよ、スゴいのが」 えっ? 「先ほど発表してくれただろ」 ん? 「栄えある『狡(コス)い』四字熟語大賞ベスト3」 あ、あ~。 「拡大解釈、規制緩和、人事介入。なかなかのセレクト、さすがだよ」 ん~。 たしかに発表したのは私だけれど、そのベスト3は、Aくんが、以前、無理やり、ほぼゴリ押しでセレクトしたモノ。当の本人は、完全にそのことを忘れてしまっているようだが。 「四字熟語ではないんだけどね。でも、君のセレクトに勝るとも劣らない『狡さ』が、見事なまでに凝縮された、トンでもない名言なわけよ…