自民党総裁の任期延長に関しては、ニュースでもしばしば取り上げられているが、早期決着のために議論が盛んに行われているのだろうか。読売新聞(平成28年8月26日)は、小泉進次郎議員が「なぜ今なのか分からない。急いで議論するべきことがそれか」との疑問を呈したと報じていた。 総裁の任期を2期6年までとしている党則を変えることについての思いを語ったのだが、延長が必要ないならそう言えばいいことで、そうでないならいつ議論したらいいのだろう。この発言に違和感を覚えた人は少なくなかったろう。 安倍総理の任期は2018年の9月までだが、3年の延長をしても、安倍総理が引き続き総裁になるとは限らない。「2年後どうなっ…