現代の我が国の市場が、売り手市場から買い手市場に移行したと言われるようになって久しいですよね。これからは、顧客第一主義だとか、お客様目線での商売をしなければ生き残れないとか、とにかく、お客さんの立場に立った営業をしなければならないと言われます。これらの言葉の意味を誰もがわかっているのですが、実際に行動に移して結果に結びつけている企業やお店となると、どの程度あるでしょうか?頻繁に閉店するお店が多い現代では、顧客目線は言うは易し行うは難しと言えそうです。小売業にとって大事なのは発注力だと語るのは、セブンイレブンを長年取材し続けてきた緒方知行さんです。緒方さんは、著書の「セブン-イレブンの発注力」の…