《津軽海峡を挟む「北海道・北東北の縄文遺跡群」がきのう、国連教育科学文化機関(ユネスコ)の世界文化遺産に登録された。 遺跡群は函館、千歳両市などの道内6遺跡と、青森市の三内丸山遺跡などの計17遺跡で構成する。1万年以上もの長期間、農耕を伴わず狩猟や漁労を軸に定住した。 こうした性質を持つ先史時代の定住は世界的にも珍しく、登録に当たって高く評価された》(7月28日付北海道新聞社説) 喜ばしいことであるが、このことによって1つの「矛盾」が生じた。北海道の縄文遺跡群が認められたことで、理屈では「アイヌが先住民ではない」ということになってしまったのである。 元北海道議の小野寺まさる氏は自身のツイッター…