言葉が通じるとき、伝わるとき、人と人の間の見えないものが繋がる。 まるでケーブルが開通したような。 言葉が通じないとき、伝わらないとき、人と人の間には見えない高く厚い壁。 まるで東西冷戦時代のような壁。何も解らず聞こえてこない。 通じなくても逢えなくても諦められない人がいる。 いつか繋がるのではないか、偶然を待ち、思いつくチャンネルを当たってみたり、 神社参拝で祈ったり。 きっと開通してしまえばこんなに簡単な方法があったのか、と思えるのだろう。 その偶然は何時やってくるのかは分からない。 あと30秒後か、来月か、もしかしたら3年後か、もしかしたら。。 悲観的になるのは、よそう。 もっと想像を飛…