世の人は、罪を犯すとは法を破ること、犯罪とされることを行うことと考えます。だからクリスチャンから「あなたは罪を犯している」と言われると「そんなことはない」と否定し、怒ります。自分は罪を犯すような人間ではないと主張します。犯罪を行わない善人であることがその人の誇りとなっています。 キリスト者にとって罪を犯すとは、法律を破ることではなく、神の戒めに背くことです。礼拝に出席し、聖書を読み、キリスト者としての生き方、神の戒めを知るようになるとキリスト者は、「自分は罪を犯したくない」との思いを持つようになります。もしこの思いを持たずにキリスト者を名乗る人がいたら、その人はまだキリスト者になっていないとい…