「一度も免許取得せず」深酔い状態で車検切れの車運転、衝突した対向車の夫婦死亡…少年に実刑判決 // 広島県庄原市の国道で2月、無免許で飲酒運転し、高齢夫婦を死亡させたとして、自動車運転死傷行為処罰法違反(無免許危険運転致死)などに問われた三次市の少年(19)に対し、地裁は30日、懲役7年以上10年以下(求刑・懲役8年以上13年以下)の不定期刑を言い渡した。日野浩一郎裁判長は「何の落ち度もない被害者2人の尊い生命が失われた結果は重大だ」と述べた。 判決などによると、少年は2月7日、庄原市の国道で、酒を飲んだ状態で車検切れの乗用車を無免許で運転し、対向の軽乗用車に衝突。岡田和歌子さん(当時80歳)…