人への思いを味にする料理人 大洪水で両親をなくし、幼馴染とも生き別れた主人公が料理屋の女将に助けられ、その後江戸の蕎麦屋に引き取られて料理人として試行錯誤しながら成長していくというストーリー(もの凄く端折ってます)。 幼馴染とのゆるぎない友情、人の優しさ、そして心意気。笑いあり、涙ありで全体的には和やかな作品。 原作はこちら 既刊本紹介 | みをつくし料理帖/髙田郁 (kadokawaharuki.co.jp) オープニングの牡蠣の白みその小鍋立てから美味しいに決まっている佇まいだし、道具類にもこだわりがあっていい。 なんというか、味わって大切なものとして食事をとりたくなる映画である。 もちろ…