1953年新潟市生まれ。倫理学者。 1975年埼玉大学教養学部卒業。1976年日本社会事業学校研究科卒業。精神科のソーシャル・ワーカーとして働いたのち、東京大学に再入学。 1989年東京大学教養学部教養学科・教養学科第二(地域文化)・ドイツ分科卒業。1995年東京大学人文社会系研究科・倫理学専攻・博士課程修了(博士・文学)。 1999年青森県立保健大学教授。 「マックス・ヴェーバーの犯罪」で、2003年度、第12回山本七平賞受賞。
注:これは、ジューディア・パール、ダナ・マッケンジー「因果推論の科学―「なぜ?」の問いにどう答えるか」のコメントです。 (23)マックス・ヴェーバーの間違い 1)ウィキペディア 「マックス・ヴェーバー」と「プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神」(プロ倫)のウィキペディアの記述を例にして、考えます。 スタート時点で、問題があります。 英語版のウィキペディアでは、マックス・ヴェーバーの方法論と仮説の検証が扱われています。 日本では、プロ倫は訓子主義の対象になっていますが、英語版では、検証して、必要があれば、改善すべき仮説として取り扱われています。 英語版のウィキペディアには、次のような交絡因…