昨日の続きです。 Audibleで聴いた江戸川乱歩作品のメモ。 昨日発表順に書くと言ったものの、1925年の作品が2作も抜けていました。 『百面相役者』(1925年7月) ある時、僕は、先輩に連れられて「百面相役者」が登場する、驚くべき舞台を観た。 『屋根裏の散歩者』(1925年8月) 犯人の視点で描かれる倒叙もの。明智小五郎シリーズの一作。 『押絵と旅する男』(1929年6月) 旅の帰りの汽車の中で「私」は不思議な男と出会う。 *とても幻想的なお話で、10編聴いた中ではいちばん好きかもしれないです。自作の評価に厳しい乱歩自身、この作品に関しては肯定的な言葉を残しているそうです。 『怪人二十面…