ギルガルからべテル。 べテルからエリコへと神様は私を導かれた。 しかしそれは、 私自身の望みだったような気がするし、エリシャの為でもあったのではないか,とも思う。(・・? 「ここにとどまっていなさい。」 と私がエリシャに言うたびに、瞼を激しく動かしながら彼は言った。(´;ω;`)ウッ… 「主は生きておられます。また、 あなたも生きておられます。私はあなたを離れません」 それは今までの私の来し方でもあり、若き日の自分を見るようでもあった。 その言葉は、夜の白むまで、呻き、嘆き、苦しみ、もがきながら、吐き出してきた言葉だった。 私は寂しい山峡で育った孤児で、身にまとう物も粗末だった。預言者としての…