やはり神様は、民の叫びに答えられました。 デボラ(ラピドテの妻)です。女預言者です。彼女は人々の争い事の相談に乗ったり、イスラエルの政治的なことにも関与していたかもしれません。ラピドデは「いなびかり」の意味があります。夫も特別な人だったのかなぁ?ある日彼女は、ナフタリのケデシュに住むバラクを呼び寄せました。 「これは神様からのお告げだよ。ナフタリとゼブルンの両部族から一万人の兵を集め、カナンの王を打ち破るのだ」 「あなたも一緒にいかれるのですよね?」 「私が?行ってもいいが、お前の手柄にはならないよ」 デボラの言ったように敵の将軍首は、ケニ人へベルの妻ヤエルの手にかかりました。それが引き金とな…