さて。1日以外の、末尾に1が付く日には、もはやただの文章の塊と評するにぴったりな読書感想文を垂れ流している私でございますが。 過去の読書感想文に触れていると、『あー、そう言えば』と思うことが少なくありません。『あー、そう言えば、この作者さん、どうされているんだろう』もしくは『あー、そう言えば、このシリーズ、続きはどうなっているんだろう』と。 たとえば有栖川有栖さんの『火村英生シリーズ』や月村了衛さんの『機龍警察シリーズ』などは、ありがたいことに続けて新作が発売されています。 ただその一方で、新作が発表されないまま幾星霜(大げさ)が流れているシリーズや、そもそも作品の発表、発売自体が途絶えている…