・土佐の山内容堂「酔って候」 ・薩摩の島津久光「きつね馬」 ・伊予宇和島の伊達宗城「伊達の黒船」 ・肥前の鍋島閑叟「肥前の妖怪」 の4作品、短編集です。 酔って候 (文春文庫) [ 司馬 遼太郎 ]価格: 748 円楽天で詳細を見る 鍋島閑叟とは、佐賀藩主鍋島直正のことです。植松三十里著『かちがらす』のあとがきで、鍋島直正のことを司馬遼太郎は「妖怪」と表現しているなんちゃらかんちゃら~。それは「肥前の妖怪」という小説であるというのを読んで気になっていました。「肥前の妖怪」で検索するとなかなかヒットしなくて、探すのに苦労しましたが、この『酔って候』内にあります。確かに、植松さんの表現から感じる柔…