アドラー心理学が大人気だが(もう人気終わった?)、そこに子育て論がある。「ほめてはいけない」「叱ってはいけない」というものである。 アドラー心理学の基本が、他人の課題と自分の課題を分けるということなので、子供の課題は子供のもの、だから賞賛も叱咤もいらない。ただ受け入れるだけでよいということだ。 私は子供に対し賞賛も叱咤もよくするが(感情に任せて……)、たしかにどちらも本来不要のような気がしている。 育児書にはよく、子供には「すごいね」「えらいね」という言葉をかけてやるべきだと書かれているが、「すごいね」「えらいね」ってなんかうそくさく、しらじらしくて言い慣れない。なんだかえらそうじゃない? 心…