上関町は山口県熊毛郡の南東部に位置する町で、周防灘に突き出た室津半島の南端と、その南東に位置する長島、長島の西にある祝島(いわいしま)、長島の南に浮かぶ八島を中心に、半島部と島しょ部から形成されています。 江戸時代には北前船や、参勤交代の九州諸大名、朝鮮通信使などの船の往来で萩藩の重要な港として栄えていたそうですが、次第に衰退し、みかんや漁業を中心とした農水産業が発達し、また上関海峡や皇座山などの景勝地を生かした観光産業にも力を入れているようです。町の中心部は室津と長島です。 ■ 上関大橋(かみのせきおおはし)■ 上関町室津半島と長島との間にある幅約100mの上関海峡に架かる橋で、昭和44年(…